
考え方の違いで毎日が楽しくなる!
今日、ひすいこたろうさんの「ものの見方検定」を読み返しました。
特にプロローグのお子さんのエピソードが好きなんですが、何度読んでも、くすっと笑ってしまいます。
それは、ひすいさんの息子さんが小学生の低学年頃の話。
ある日、学校の宿題ノートに「3 + 7=7」と書いてあるのを見てしまったそうです。
足し算の概念を完全に間違えているミスに、ひすいさんも驚き「算数のテスト、わかんないだろ?」と息子さんに聞くと、「大丈夫だよ、とおちゃん。テストの時は後ろの子の答えを見てるから」と答えたとか。
普通は横の子の答えを見るのではないかと思いますが、息子さんは後ろの子の答えを見ていたんですね(笑)。
でもなぜか、テストの点数はいつも10点前後。
ひすいさんが「カンニングしてるのに点が低いね」と聞くと、息子さんは「後ろの子が間違ってるからしょうがないんだよ」と笑って答えたそうです。
これを聞いて、奥様は激怒。
でもひすいさんは「うちの子は他人のミスを笑って許せる優しい子だな」と感心してしまったんです。
このエピソードからもわかるように、ひすいさん一家はとても個性的で、ものの見方が見事にみんな違って、更に笑いを誘います。
こんなふうに、面白おかしくしてしまうのが、ひすいさんの魅力でもあるのだと思います。
息子さんに対して、私が感じたのは、出来ない自分を認めて、悪気なく、でもわざわざ算数の出来ない子の答えを見る。
この息子さんの発する言葉や行動は、一点の曇りもなく、むしろ清々しいと。
本当に将来が楽しみだなと思わずにはいられませんでした。
人との違いを楽しもう!常識にとらわれない生き方
この本でも書かれているように、人生を退屈にするか、面白くするかは「考え方次第」。
ものの見方が変われば、世界は180度違って見えるのです。
でも、考え方を変えるきっかけがなければ、当たり前の毎日が続いてしまいますよね。
だからこそ、自分の「ものの見方」をちょっとだけ変えてみる。
そうすることで、今までとは違う、もっと楽しい人生が始まるかもしれません。
皆さんも、もっと面白い人生を送りたいと思いませんか?
人の思考は、親や先生からの教えや、社会の常識で作られていることが多いですが、それがすべて正しいわけではありません。
人と違ってもいいじゃないですか!!
その違いを楽しむことが大切だと私は思っています。