
一人で生きる?かつての私の考え
かつて、私は「人はいずれ一人で死んでいくんだから、一人で生きていかなければならない」と思っていました。
しかし、今ライフコーチとして活動する中で、その考えは変わりました。
私のメンターも言っていたことがあります。
「人に迷惑をかけずに生きられる人なんていない」
その言葉を聞いたとき、私は「確かにその通りだ」と感じました。
人は誰かの助けを得て生きている
この世に生を受けた瞬間から、私たちは誰かの助けを得て生きています。
大人になっても、自分だけでは生活は成り立ちません。
家に住むのも、ご飯を食べるのも、すべては誰かのサポートがあってこそ。
お互いが支え合い、助け合っているからこそ、私たちは日々を生き抜いているのです。
そう考えると、世の中のすべてに対して感謝の気持ちが湧いてきませんか?
自分中心の考え方をしていませんか?
日々の生活では、つい自分中心に物事を考えがちです。
例えば、「最近、野菜が高すぎるわ」「電気代がなんでこんなに高いの?」そんな声を耳にすることも多いでしょう。
確かに、それも一理あります。
しかし、もしそれを提供している立場だったらどう感じるでしょうか?
野菜を育てるためには、畑を耕す機械、肥料、苗、管理する人、収穫する手間など、多くのステップが必要です。
物価が上がれば、それらのコストも上昇するのは当然です。
それでも、日本ではできる限り安く提供しようと努力している人たちがいます。
新たな視点で考える
私たちは、今あるものをうまく活用するのが得意な民族と言われています。
それは悪いことではありませんが、時には「ないところから生み出す」勇気が必要です。
新しいことにチャレンジするのは、不安や恐怖を伴いますが、それが現状を変えるためのカギになります。
現状を打破するために、チャレンジする人が増えなければ、未来は変わりません。
人と人のつながりが未来をつくる
話が少しそれましたが、私たちは一人では生きていけない、というのは単に「人に頼る」という意味ではありません。
一人一人がしっかりと未来を見据え、生きていく中で、必要な人と人がつながり合うことが大切です。
人にはそれぞれ得意なこと、苦手なことがあります。
それを補い合うために、私たちはお互いに繋がる必要があります。
凹凸を埋め合い、より強い繋がりを築くことで、周りの世界も変わっていくと私は信じています。
私の願う未来
今、生きていることにもとても感謝しています。
でも、私がこれからの時代に願うのは、世の中が子供たちが自由に安心して暮らせる未来になることです。
そのために、今私たち大人が思考を変え、新しいチャレンジをしていくことが必要だと感じています。
そんな志の方が少しでも増えるよう、私がライフコーチとしてできることをやり続けたいと思っています。