
何気ない会話からの気づき
母と何気ない会話をしていて、ふと自分の中にある「質問の仕方」の問題点に気づきました。
「今日は洗濯物どうする?」と私が尋ねたとき、母はこう答えました。
「午前中は曇りだよ。午後から晴れるみたいだけど、私はしなくてもどちらでもいいけどね。」
その答えを聞いて、私は勝手に「じゃあ今日は洗濯しないね」と決めて会話を終えてしまいました。
でも、その後、心に引っかかるものがありました。
「質問を間違えたかもしれない」
本当は、母に「洗濯をしたいのか、それともしたくないのか」という彼女の気持ちを聞きたかったのです。
もしも、「洗濯物をしたい?それともしたくない?」という具体的な二択で聞いていたら、母の答えは違ったかもしれません。
質問の意図と答えのズレ
私は質問の仕方が相手に与える影響を考えてみました。
特に、質問に含まれる意図を正確に伝えられなかったことで、母がどのように答えるべきか迷わせてしまったのではないかと。
例えば、男性が嫌がることとしてよく聞くのが「質問に対して直接的に答えない」というパターンです。
質問に対して理由や背景を先に説明されると、「で、どっちなの?」とイライラする男性も多いですよね。
質問をする側が論理的な思考の持ち主の場合、相手の話に寄り添うよりも、答えをすぐに欲しがる傾向があります。
だからこそ、具体的な選択肢を提示し、速やかに答えを得ようとします。
しかし、それが必ずしも相手の本音や気持ちを引き出す方法ではないことも多いのです。
コミュニケーションのタイプ別アプローチ
相手がどのようなタイプの人間であるかを理解し、それに応じた質問の仕方を工夫することも時に大切になります。
- 結論型の思考の人:AかBか、どちらかを先に答えるよう求めます。
この場合、結論を簡潔に伝えた後で説明を補足するのが効果的です。 - 直感型の人:選択肢を提示しつつ、考える時間を与える。
さらに、その選択肢に至る背景や理由を共有することが重要です。
こんな形で、相手のタイプに応じて質問の仕方を変えることで、誤解を減らし、スムーズなコミュニケーションが可能になります。
質問の本質を考える
この話をしているうちに、会社員時代に出会った少し変わった同僚のことを思い出しました。
その男性は頭が良く仕事も問題なくこなしていたのですが、上司からの評価はあまり高くありませんでした。
会議の場で、上司から「AかBか?」という二択の質問をされたとき、彼はいつも自分の思いや状況の説明を始めてしまいます。
上司が欲しいのは簡潔な答えなのに、彼はそれを理解せず、もしかしたらしていたかもしれませんが、答えることに時間がかかってしまう。
その姿を見て、当時の私は「なぜ彼は答えを先に言わないのだろう?」と思っていました。
しかし、今振り返ると、彼にとっては答えそのものよりも、その背景や理由の方が重要だったのだと気づきます。
理解を深めるための3つのポイント
仕事でもプライベートでも、コミュニケーションの問題はしばしば発生します。
その原因の一つは、相手を知ろうとする努力が足りないことではないでしょうか。
以下の3つのポイントを意識することで、より良いコミュニケーションが可能になります。
- 相手に興味を持つ:相手の考え方や価値観を知ることは、質問や対話の質を高める第一歩です。
- 色眼鏡で見ない:先入観を捨て、フラットな視点で相手を理解する努力をしましょう。
- 自分の軸を持つ:自分が正しい判断を下すための基準や信念を持つことが重要です。
自分の軸を持つことの大切さ
ここで特に重要なのが「自分の軸を持つこと」です。
自分が何を信じ、どう考えるのかが明確であれば、たとえどんな状況に置かれても迷わず対応できます。
そして、自分の軸を持つ人は、その信念に共感してくれる人々を自然と引き寄せるものです。
自分を知り、自分を信じること。
それが結果的に他者への理解や信頼の構築にもつながります。
そうした人々が増えることで、社会全体がより良い方向に進んでいくのではないでしょうか。
まとめ
質問の仕方ひとつで、相手との関係や会話の質が大きく変わることがあります。
そして、それ以上に大切なのは、自分自身を理解し、自分の軸を持つことです。
そこから他者を知り、共感し、信頼関係を築いていくことができます。
今日の気づきが、皆さんのコミュニケーションや日常生活に少しでも役立てば幸いです。