
母の久しぶりの海外旅行
母と一緒にドバイへ旅行に行ってきました。
父が生きていた頃、母もよく旅行に同行していて、海外にも何度か行ったそうです。
ただ、いつも父が行きたい場所で、母が行きたいところには行けず、それでも、美しい景色を見たり、地元の美味しい料理を食べて、それなりに楽しんでいたと言っていました。
今回の旅行は、私が「一緒に行こう!」と誘ったものです。
母にとっては何十年ぶりかの海外旅行だったため、最初は少し緊張していた様子でした。
ドバイのことはテレビで見たことがあったようで、「すごいところだな」ぐらいに思っていましたが、まさか自分が行くことになるとは想像していなかったと。
そんな母でしたが、途中で「あのすごいところに行けるんだ!」と気持ちを切り替え、一生懸命に旅行の準備をしていました。
旅は人の心を解放する
私も母を連れて行くことで少し心配はありましたが、「母なら大丈夫だろう」という思いもあり、あとはただ「楽しんでくれれば良いな」と思っていました。
実際に旅行に行ってみると、そんな心配は不要でした。
母はとても楽しそうで、現地で他の人たちと交流し、初対面の人とも笑顔で会話をしていました。
母の弾けるような笑顔を見て、本当に連れてきて良かったと感じました。
健康でいることの大切さ
母は昔から健康で、体もほとんど故障することなく元気でいてくれています。
父の世話も、私はほとんど手伝うことなく、母に任せきりでした。
母の長年の努力もあると思いますが、本当に感謝するばかりです。
親の世代は「子どもに迷惑をかけたくない」という思いがとても強いです。
迷惑をかけないという考え方は、今ではそうではないと思いますが、
私もその親の教えを受け継ぎ、健康に気をつけて生きてきました。
大病もなく元気でいられるのは、母の遺伝子もありますが、「健康でいる」と言う思考が強かったからだと思っています。
旅の目的
今回の旅の目的は、母に日常から飛び出してもらい、これまで見たことのない世界を目にし、新しい刺激を受けてほしいと思ったからです。
もちろん、日常の生活も幸せだと思います。
でも、人は成長する生き物です。
新しいことにチャレンジし、目標を持って進んでいくことが私は大切だと思います。
年齢を重ねると、新しいことに挑戦するのが面倒になりがちですが、だからこそ体が動くうちに色々な経験をして欲しいと考えました。
それが「母の新たな目標につながるかもしれない!」と、願いと言った方が良いかもしれませんね。
そんな私の余計なお世話かもしれない目的が、少しでも母の役に立ってくれると嬉しいな。
と言うことで、母とのドバイの旅は終了。
またどこかに一緒に行きたいと思います。