
「運がいい」「運が悪い」とは?
「運がいいね」とか「運が悪いね」という言葉、日常でよく耳にしませんか?
では、そもそも「運」とは何なのでしょうか?
辞書で調べてみると、「運」とはこう定義されています。
「人の身の上にめぐる幸・不幸を支配する、人間の意志を超越したはたらき、天命、運命、良い巡り合わせ、幸運」。
つまり、運とは私たちの意志を超えた何かによって巡ってくるものであり、時に予想外の出来事が起こることも「運」と言えるのです。
どんな時に「運がいい」と感じますか?
例えば、次のような瞬間に「運がいい」と感じたことはありませんか?
- 宝くじが当たった時
- 思わぬところからお金が見つかった時
- 大好きな人のコンサートのチケットが当たった時
- 車の運転で目的地までずっと青信号だった時
- 無理だと思っていたことが叶った時
- ピンチの時に誰かが助けてくれた時
これは一例ですが、こういった出来事に、「運」を感じる人は多いのではないでしょうか?
でも、これらは偶然ではなく、自分のイメージ力が関わっているとしたらどうでしょうか?
「運」を引き寄せるイメージ力
例えば、宝くじを買う時、「当たったらいいな」と思って買っていませんか?
でもその一方で、心の中では「どうせ当たらない」「運がいいわけない」と、当たらないイメージをしていることが多いのではないでしょうか。
だから、結果的に当たらない現実が訪れるのです。
反対に当たった人は、当たることを強くイメージしていたのかもしれません。
当選した時の自分をありありと想像し、どんな表情で、どんな言葉を発して、どんな感情を味わっているかまでリアルに描いていたのではないでしょうか。
私が運を引き寄せた体験
実は私も、学生の頃に似た経験をしました。
雑誌で応募したチケットが当選した時のことです。
当時、そのチケットは非常に手に入りにくいものでしたが、なぜか私は、応募ハガキを書きながら「当たってコンサートに行く自分」をありありとイメージしていました。
驚いたことに、忘れた頃に本当にチケットが送られてきて念願のコンサートに行くことができました。
当時は「運がいいだけ」だと思っていましたが、今振り返ると、あのイメージ力が現実を引き寄せたのだと今では理解できます。
思いが現実を創る
このように、自分が強くイメージしたことが現実になるのです。
逆に、宝くじが当たらない時や願いが叶わない時は、心のどこかで「マイナスのイメージ」を持っているからではないでしょうか。
「起きて欲しいこと」ではなく、「起こって欲しくないこと」を無意識にイメージしていませんか?
大事なのは、ポジティブなイメージを、まるでその場にいるかのように、具体的に描くことです。
どんな感情を味わっているのかまで、はっきりとイメージすることがカギです。
運は自分の意識で作られる
「運」は偶然の産物ではなく、自分の意識から作り出されているのです。
運を良くするためには、まずは自分の思考を点検し、マイナスの思い込みをポジティブなものに書き換えることから始めましょう。
あなたも、イメージ力で「運がいい人」になってみませんか?