ところがある講座で、自分のマインドと、これまでの経験を棚卸しする過程で、こんな自分を本気で変えたい!と思い、社会ストレスの原因と徹底的に向き合いました。
その過程で、これまで長きに渡り、不必要な我慢を続けていたことに気づきました。
私が不必要な我慢を続けた理由。それは、幼少期に遡ることが分かりました。私は幼少時代から両親とあまり話をしない子供でした。それは、特に父親から、常に我慢をさせられたり、ちょっとしたことですぐに比較されたり、ジャッジされる事が多かったからだと思います。
いつも自分が我慢し、言うか言わないか迷った時には言わない選択をしてきました。そして、本音を言っても無駄、と思う習慣もいつの頃からか出来上がっていました。
こんな状態で社会に出ると、それはもう、社会ストレスの餌食になるようなものでした。
そもそも私が、結果35年勤めることになった会社を選んだのは、家が近い、それだけでした。
そして3年くらい勤めて寿退社をしたら、くらいの軽い気持ちで飛び込みました。
そんな軽い気持ちで会社を選び、しかし、本音は言えない体質の自分が社会で仕事をすると、
私が本音をいうことで何か問題になっては、という新たな恐れも加わり、社会で働き始める社会ストレスは、気づかないうちに自分の中でどんどん溜まっていきました。